2017年12月12日火曜日

家族の1人が亡くなった・・火葬、納骨、仏具購入

今年の2月に家族の一人が亡くなり
葬儀、火葬、納骨、仏具の購入などを行いました。

亡くなった当日からやる事が多く、
毎日かなり大変でしたがなんとか乗り越えました。 

【目次】
・部屋の掃除
・睡眠障害
・お金の事(葬儀代)
・火葬式当日
・お金の事(保険金)
・戒名と初七日
・納骨日
・納骨に関連する費用
・仏壇・仏具の購入
・お香典返し


【部屋の掃除】
火葬後、納骨するまでの期間(通常49日の法要まで)後飾りを置くため、
そのスペース確保のため1週間くらい時間が許す限り部屋の掃除をしていました。

この掃除が一番体力的に堪えましたが、寂しさ・悲しさといった感情が紛れました。

下記の画像が「後飾り」です。
以下のものを葬儀社からレンタルしました。
ロウソク立て
りん(チーンと鳴らす仏具)と、りん棒
遺影立て
台(折り畳みの台に白い布をかぶせたもの)
線香立て
線香(長い線香で、線香臭がそこそこする)
ロウソク(太くて長い)
ライター(小さいライターが使い辛かったので、チャッカマン(右下の)を買いました)

線香とロウソクの残りを貰いましたが、
線香の臭いと煙が結構するので、蚊取り線香代わりとして夏に使いました。

【睡眠障害】
日常とは異なった環境に、精神的、肉体的にも疲労したためか

なかなか寝付けなかったり、寝れても2時間くらいといった日もあり
次の日にかなり影響が出てしまいました。

CMなどで有名なドリエルをドラックストアーで購入し飲んでみたら
だいぶ睡眠時間を長くとることができました。


【お金の事(葬儀代)】
急逝だったため葬儀社を調べる暇もなく、
警察で紹介された葬儀社を利用したため
火葬式にも関わらず50万ほどになると言われましたが、
とある事情により38万程度におさまりました。

事前に準備しておけば、38万の予算があれば
もう少しまともな葬儀ができていただろうと後悔しておりますが、
突然の事であたふたしてしまった事と、葬儀の相場をよく理解していなかった
自分にも落ち度があったので、仕方ないかと思いつつ支払いを続けております・・・。

警官「葬儀屋さんはもうお決まりですか?」
俺「いいえ・・・」
警官「私の父の葬儀でお世話になった葬儀屋を紹介できますがどういたしますか?」
俺「どうしよう・・・」
警官「不当な請求などはないので安心して任せられると思いますが」
俺(警察官がそういうんだからお願いするか・・遺体の搬送とかもあるし・・)

あとでネットで調べたら、搬送だけ警察紹介の葬儀社に頼み、
葬儀などは他の葬儀社に頼めば良いと書かれていたので
ものすごく後悔しました。

自分の葬儀は、ネットで調べて資料請求や電話で疑問点を
解消しておきたいと思っています。


全国対応、低価格のシンプルな葬儀【小さなお葬式】

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【火葬式当日】
午前7時、火葬している間、自分らを含めた人達が
待機室で飲食するための飲食物をコンビニで買い出し。

サンドウィッチやおにぎり、お菓子、お手拭き、つまようじ、割りばし、ジュースを約1万円分購入。

午前9時位になると、家まで迎えに来てくれた葬儀社の車に乗り火葬場へ。

火葬場に到着すると故人と対面。

遺族の自分らは最終的な料金の件で葬儀屋に出向いた際に一度だけ対面しましたが、
友達や親戚達は死後初めての対面だったので、火葬されるまでの約15分間
別れを惜しんでいました。

その間にも葬儀社が用意した「別れ花」を参列者が棺の中に入れていきます。

自分らは「別れ花」の他、手紙と生前好んで読んでいた本(厚い本はダメ)、
封筒に入れた飲み屋のカラオケチケットと飲み屋のお姉ちゃんの名刺、
衣服などを棺に納めました。

「グローブも入れて良い?」と聞くと、「グローブはごめんなさい」と言われました。
ダメもとで持参したので素直に持ち帰りました。

別れが一巡すると棺に蓋がされ、蓋の数か所に釘を打ち込んだと思います。

「じゃあ元気でな・・・・あ、元気ないか・・・」と呟きながら
火葬装置へ入れられて行く棺を見つめていました。

火葬されている一時間は20人くらい座れる待合室で
用意してきたオニギリやサンドウィッチ、ジュースなどを飲食していました。

(おにぎり等をのせるお皿は、葬儀社か火葬場が用意してくれました。
 急須とお茶、ポットは火葬場に常備されていました。)

イメージ写真

火葬が終わるとアナウンスがされ、骨を拾う場所へ移動します。

熱を帯びた白骨が、ステンレスのような台の上に主要な骨だけが置かれおり、
細かい骨は火葬場が処分しているようです。
(他の方の火葬後の白骨選別作業をチラッと見たら
大きい骨と細かい骨、粉状の骨とで選別していました)

知恵袋:火葬場で残った骨はどこに行く

骨壺に二人一組で長い箸で足の方の骨から入れていきます。

全ての骨を拾い終えると蓋をするのですが、なかなか閉まらず
箸をバッテンにして骨の上から"ぎゅぎゅぎゅぎゅー"っと
押し込んでいたのが印象的でした。

骨壺の蓋を閉め、木製の骨箱に骨壺を納めると火葬葬は終了です。
(骨箱に埋葬許可証を入れられ、これが無いと納骨できませんと注意されます。)

ほのかに温かくなった骨箱を自宅に持ち帰り、
布をまとった骨箱を後飾りの最上段に置きました。

【お金の事(保険金)】
保険金があれば、そこから葬儀代や仏具費、納骨費用などを捻出する事ができたのですが、
保険無加入だったので、国民健康保険加入者が貰える葬祭費、お香典、遺族の実費から
捻出することに。


葬儀代や納骨に必要な費用は貯金しておくか、
コープ共済都民共済かながわ県民共済定期保険プレミアムなどの
低額でかけられる保険に加入しておいた方が賢明ですね。

【戒名と初七日】
戒名は、親戚のおじさんが懇意にしている菩提寺の和尚さんに木製の仮位牌に書いてもらいました。 

仮位牌を戴きにいった当日、仮位牌に魂をいれてもらい
ついで初七日のお経も唱えてもらいました。

ちなみに金額は総額30万円でした。 

◆位牌を用意する
納骨日に持参するために「位牌」を購入しました。

【納骨日】
お墓を借りて墓石を買うお金は当然ないので、
親戚に頼み、お墓に入れてもらうことにしました。


納骨当日は以下を持参しました。

遺骨(絶対必要)
位牌(開眼供養で魂をいれます)
仮位牌(魂を抜きます)
遺影(写真です)
お菓子(供養時に供えます)、
卒塔婆(板に文字が書かれており、あの世への手紙と言われています)

◆骨壷収納バッグ【折り畳み収納・手提げ】

 

骨箱を持ち運ぶ際に便利です。
※納骨の際に霊園の方が処分してくれました。

位牌


仮位牌に書かれた戒名を伝えて彫ってもらいました。
アマゾンの画像では分かりづらかったのですが、
中間部分がエメラルドグリーン色にキラキラしていました。

霊園へ
電車で霊園の最寄り駅まで行き、
最寄り駅からタクシーで霊園に向かいました。

霊園に着くと、親戚や遺族は屋内施設でお坊さんの到着を待ちます。
(お坊さんは宗派にあわせて霊園側が手配してくれます。
もちろん予約が必要になります。)

法要の時間になるとお墓の前に、日よけのテントが設置され、
その中にテーブルが置かれ、テーブルの上に焼香台、木魚やりんが配置されます。


イメージ画像

お墓の前にお坊さんと参列者が集まると、

お坊さんの挨拶から始まり、読経に進みます。

読経が終わるとお坊さんの説法が始まりました。

内容は、人は亡くなると閻魔大王の審判を受けることになり、
生前の行いは閻魔大王の化身とされているお地蔵さんが監視しており、
生前の行いの良し悪しで極楽行きか地獄行きが決まるというものでした。



お地蔵さんが閻魔大王の化身なのかぁ!と少し驚きました。

説法が終わると法要も終了です。

帰りは皆で和食系の店へ行き、トンカツや海鮮丼、たけのこご飯などに
舌鼓を打ちながら、故人を偲びました。

【納骨に関連する費用】

墓石を購入せず、親戚の墓に納骨した場合の費用です。
ちなみに分割払いは出来ず、一括現地現金払いです。

墓石への彫刻代:約4万(元々ある墓石に刻む費用)
埋葬料(施設使用料含む):約3万
埋葬法要+位牌開眼:約4万(お坊さんに渡すお布施費用)
お坊さんのお車代:5000円(お坊さんの交通費)

法要献花代:3000円(一番安い花。5000円、8000円、1万円も有り)
卒塔婆お焚き上げ:500円(骨箱を入れるバックも引き取ってくれました)
食事代約10000円(帰りに寄ったファミレスのような店での食事代)


【仏壇・仏具の購入】

仏壇
楽天市場に出店している「仏縁堂」で購入しました。
仏壇の他に、「御本尊掛軸」と「マグネット式掛軸留め」を同時購入しました。


マグネット式の掛軸留めです。
磁石と輪宝紋(舵のような形の) で掛軸を挟みます。
(一応、掛軸はご本尊らしいので写真を撮りませんでした)



磁石を仏壇の最上部に両面テープで貼り付けます。


仏具セット
アマゾンで「花蓮ブランド 仏具セット 7点 金ハス組合せ」を購入しました。

小型仏壇用なのですが、もう少し小さくてもいいかなと感じました。





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ろうそく消し
手であおいで火を消してもいいんですが、
すぐに消えない事や、指がろうそくに当たる危険性があるので
このろうそく消しを買いました。

確実に消せるので良いですね。


【お香典返し】
お通夜や葬儀で故人にお供えいただいたお香典に対するお返しは
お茶や海苔といった乾物系が多いわけですが、
コーヒ派だったり、パン派だったりすると貰っても嬉しくありませんよね。

そこで、お香典返しはカタログギフトにしました。
カタログギフトを受け取った人が好きな物を選択することができるので
とても良心的だと思います

自分も貰うならカタログギフトがいいですね。


今回、ソムリエ@ギフトさんで購入しました。


宅急便で、自宅に手渡し用として配送してもらいました。
遠方の方へは直接配送してもらいました。


「自宅送り」の「宅配便」指定だと、紙袋が箱の個数分ついてきます。


弔事用ラッピングの”アクアリリー”を選択しました。

本来であればこういう事はブログ記事にしたくはありませんでしたが、 
日頃している事をしていないと気が狂いそうになるため
精神を安定させるためにブログを書いた次第です。

それと、誰かの役に立ってくれればいいなと

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