指を酷使する作業を連日していたため、親指の付け根部分が痛くなり
物も掴むのも厳しくなったので貰ったモーラステープを巻いて養生していました。
しかし2日後・・・
湿疹と発赤がでてしまった。いわゆる湿布かぶれ。
袋の裏面を読むと
「貼付部を紫外線にあてると光線過敏症」をおこすことがあります。」
「はがした後、少なくとも4週間は同様に注意してください」
と書かれていました。
どうやらこの「光線過敏症」を起こしてしまったようです。
3日後・・・
痒みが増し、小さいプツプツが出てきた。
4日後・・・
痒みは固定、ひりひり感、ジンジン感が出てきて赤みが増し、
範囲も広がった?
モーラステープを貼る前は「ロキソニンテープ」というシップを貼っていたのですが
そちらのテープを貼ったまま外出してもこのような症状がでなかったので
油断してました・・・・。
成分に違いがあるのか調べてみました。
■モーラステープの成分
・ケトプロフェン
特に光線過敏症が起こりやすいことで知られており、注意が必要である。
ケトプロフェン使用中はもちろんのこと、使用後も暫くは紫外線を避けることが望ましい。
「光線過敏症」とは、湿布薬を貼っていた部分に日光が当たることで起こる、
一種のアレルギー反応です。
貼っていた箇所が赤く腫れあがったり、湿疹や痒み、時には膿を持つこともあります。
湿布薬をはがしてから数週間経って症状が起こることもありますので、
使用後もしばらくは注意が必要です。
湿布を貼っている部分を服で覆うなどして、日光に当たらないようにしましょう。
参照先:モーラステープL40mgの効果・副作用
■ロキソニンテープの成分
・ロキソプロフェンナトリウム水和物
ロキソニン外用剤は光線過敏症(光アレルギー性接触性皮膚炎:PACD)を
起しにくい薬剤と考えられます。
光感作機序の一つとして、化学構造式のベンゾイル基が
抗原決定基であると推察されています。
ロキソプロフェンナトリウムはベンゾイル基を有していないことから、
抗原が形成されにくいと考えられます。
また、ロキソプロフェンナトリウムの紫外線吸収スペクトルは221~225nmで
吸収極大を示しますが、290nm以下の紫外線は自然光に含まれておりません。
これらの知見からも、ロキソプロフェンナトリウム含有外用剤で
光線過敏症を起こす可能性は低いと考えられます。
参照先:ロキソニンテープ50mgの効果・副作用
参照先:ロキソニン外用剤(第一三共)
剥がしたあと4週間紫外線対策をしないといけないのは
ちょっと大変ですね。
=引用はじめ=
湿布を貼ったなら、はがした後も、UVカットの衣類やサポーターで保護することや、
紫外線防止にサンスクリーンをお勧めします。
しかし、サンスクリーンや化粧品、香水に「オクトクリレン」という成分が
含まれているものがあります。
この成分は「ケトプロフェン」と共感作(お互いに反応し合う)し、
光線過敏症を引き起こしやすくなるという報告があります。
「光線過敏症」の治療ですが、放っておいても悪化することが多く、
病院を受診することをお勧めします。
ステロイド軟膏の外用が基本ですが、多くの場合、軟膏だけでは長引くことが多く、
痒み止めの抗アレルギー薬と内服の少量のステロイドを使う場合が多いです。
=引用おわり=
=引用はじめ=
○サンスクリーンも紫外線防止には有効です。中でもUVAを防止するPA+++が望ましい。
○サンスクリーンで注意しないといけない点は「オクトクリレン・オキシベンゾン」を
含まないものを使用すること。(これは化粧品や、香水にも含まれます)
=引用おわり=
参照先:湿布かぶれにご用心!!
オクトクリレンやオキシベンゾンが配合している化粧品、
日焼け止めに注意が必要らしいです。
日頃UVカット剤なんか使わないので買う時に注意しなくては・・・。
参考先:オクトクリレンを配合している化粧品一覧と毒性判定
放っておけば勝手に治るかなと考えていましたが、
調べてみると「悪化する」「難航する」という言葉が見受けられるので
素直に皮膚科にいこうと思います。。。
UVカット製品(夏用手袋(アームカバー))の
紫外線遮蔽効果についてのレポートを見つけました。
=引用はじめ=
紫外線遮蔽効果は、製品の色や繊維の密度に影響されるようです。
白系やベージュ、グレーなどの淡色系のものより、黒いものの方が
遮蔽効果は高いようです。
レース編みや生地が薄く透けやすいものより、繊維の目が詰まった
密度の高いものの方が、遮蔽効果がありました。
伸縮性に優れたニット地は、装着すると目が広がって遮蔽効果が減少するものがあります。
店舗に見本が置いてある場合は、装着した状態を確認した上で購入するとよいでしょう。
紫外線遮蔽率を数値で表示していた商品は、いずれも数値を満たしていました。
「紫外線対策」など、一見するとUVカット加工を施しているかのような表示を
しているものがありますが、具体的な表示をしているものより効果は劣っていました
=引用おわり=
参照先:平成24年度 共同商品テスト「夏用手袋の紫外線 遮蔽 効果について」結果報告書
買うとしたら、チクチクしそうなポリエステル素材よりも
綿素材の手袋を買いたいですね。
それから「遮蔽率○○%」と具体的な数値を表示しているものが良さそうです。
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(続き)→モーラステープによる光線過敏症で皮膚科に行ってきた
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